リハビリとの併用について
【今回の記事はブログ統合のため、他ブログより転載した記事です(初出2014年4月)。】
こんにちは、ダフィーカイロの坂木です。
今回は、現在病院でリハビリ通院をしている方の、カイロプラクティックとの併用についてです。
現状では、実際このようにリハビリ中の方が、当院に何名か通院されてします。多くは下肢の問題で、股関節の損傷や膝の損傷されているケースです。
股関節では、人工関節手術後リハ中の方がいらっしゃいます。また、病院サイドからは関節置換手術を勧められていても、本人意思としてなるべく手術を避け、関節保存をご希望として来院されている方もいらっしゃいます。
当院にいらしている方は、手術後とは言え、自力歩行できる方がメインです。このレベルの回復具合の対象者ですと、実際の医療現場に於いては忙しいので、1人に対しそれ程時間をかけていられないという理由で、どうしてもやれることが限られてきます。そのような時に、他の部分を補完する形でカイロプラクティックの施術を行っておくと、全体的な回復が速まったりします。
股関節の人工関節置換手術や、膝関節十字じん帯再建手術を受けた方などが来院されていますが、術後周辺組織が安定するまでは、他の部位がかばって、腰痛や背中の痛みが出やすくなります。そのような場合の苦痛を軽減させたり、上体を整えることにより、歩行動作の改善を促進したりすることができます。
その場合、担当の医師やリハビリの先生には、カイロプラクティックを受けていることを伝えて頂いた方が良いです。中には、カイロプラクティックに対し、否定的な意見の先生もいますが、逆に有益なアドバイスを頂くこともあります。いずれにしろ、患部を直接触るのは、リハビリに於いてなので、当院としては全体を見た中での、他の部位での補足的な部分を行うようにしています。
また、手術まで行かない程度の状態で、保存療法を選択されているレベルの関節の不具合の方には、カイロプラクティックの施術は、かなり有効ではないかという印象を持っています。
当院に於いても、協力していただいている医療機関がありますので、必要がありましたら、そちらでレントゲンの撮影や診断を受けていただいております。そのことより、状態の経過観察や、回復までの期間の予測などに役に立ちます。
もし、病院での通院治療で、上記の内容のようなことがありましたら、ご相談いただくと良いと思います。
では。