パーキンソン病の合併症について

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今日は、神奈川県大和市の整体のダフィーカイロプラクティック南林間整体院の坂木です。

当院を駆け込み寺的な感じで、合併症が複数重なって、どうにも我慢できず!という段階になってから初診で来られる方がいらっしゃいます。

こういう人に限って早急な結果を求める傾向にあります。

ここでは、当院にパーキンソン病を患ってこられた方を例にとってお話しましょう。

パーキンソン病とは、運動調節や姿勢調節のメカニズムが狂ってしまう病気ですが、そのため特徴的な動きや姿勢を生じます。

姿勢反射という、体が傾いた時にバランスをとって倒れないようにしようと言うメカニズムが障害されて倒れやすくなり、姿勢が前かがみになっていきます。

一旦、姿勢を正そうと丸まった背筋を伸ばしても、放っておくと再び、じわじわと前かがみになって行きます。

そしてあるクライアント様は、急性の腰痛で来院されました。この人もパーキンソン病です。

パーキンソン病の6割の人は腰痛になるそうです。体が常に前かがみになるので、それを支えるために腰の筋肉に負担がかかるためでしょう。

この様なぎっくり腰の場合、前かがみになれば痛くなるので、上半身を立てれば良いのですが、病気で自分の意と関係なく体が前にかがもうとするので、負担が軽減せず、回復の妨げになります。

パーキンソン病での腰痛は、パーキンソン病の症状が軽減すると腰痛も軽減します。しかし、パーキンソン病は慢性疾患であり、ぎっくり腰は急性疾患で、モノが違います。

また、ぎっくり腰の場合、整形外科的疾患ですが、パーキンソン病は脳神経科・神経内科的領域の疾患です。ジャンルが違います。

この様な場合、慢性疾患か急性疾患か、整形外科疾患か脳神経科疾患かでアプローチが違い、回復度合いも違ってきます。

それを一緒くたにして、結果をすぐ出すように求められても難しいと思います。

ここでは、何を申したいかと言いますと、ぎっくり腰が発症する前に、パーキンソン病や体の不具合の軽減のケアをしていれば、ぎっくり腰発症のリスクを減らすことが出来たのではないか、という事です。

当然、事前にドーパミン製剤などの投薬はしていると思いますが、カイロプラクティックにはカイロプラクティックなりの方法論でパーキンソン病へのアプローチ法があります。

慢性疾患の軽減には時間がかかります。慌てて困らないように事前の対策が重要です。

また、別の機会にパーキンソン病に関する別の事例も載せたいとおもいます。

何か分からない事があれば、神奈川県大和市の整体【ダフィーカイロプラクティック南林間】まで、何なりとお尋ねください。

では。

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